
方向別・時間帯別カウント
仮想ラインを通過する人・車・自転車を方向別に計測します。ラインは1本の映像に何本でも引け、通過の瞬間・向き・種別が時刻つきで記録されます。数字は生の計測値と検証済みの確定値を分けて提示します
Tobari ── 帳
「調査員のカチカチ」を、あとから数え直せるデータに。
三脚のカメラ1台・1時間の録画から始められます。
オンライン30分。すでに撮影済みの映像があれば、そのままお試しいただけます。
実測
京都駅前で撮影した映像から、方向別の通過数を数えたところです。軌跡として重ねると、歩かれている場所と使われていない場所が分かれて見えてきます。
京都駅前(ポルタ西入口)で自社実施した実証計測の映像です。人物の頭部にはモザイク処理を施しており、個人を特定できる情報は記録・保存していません。画面上のカウントは保存済みの確定データを再生したもので、映像の再解析は行っていません。

現場で起きていること
数えたのは、調査当日の、決めた地点の、決めた時間だけです。問いが増えるたびに、もう一度人を立てるしかありません。
費用は地点数に比例します。だから地点を削る。そして、いちばん比較したかった場所のデータが、最初から手元にありません。
整備前の計測が無い。あるいは条件が揃わず比べられない。数十億円規模の判断が「賑わいが生まれた」で終わってしまいます。
止まるのは技術の話ではなく、説明責任の話です。庁内の合意と住民説明に耐えるだけの設計と手順が要ります。
Tobariがすること
映像の解析は最初の一度だけです。結果は軌跡データとして残り、集計はそこから何度でもやり直せます。
調査した時間・地点の数字しか残らない
軌跡が残るので、集計ラインを引き直して数秒で再集計できる
費用が地点数に比例し、地点を削るしかない
三脚のカメラ1台・1時間の録画から。既存の防犯カメラでも計測できる
整備の前後で条件が揃わず、比較が成立しない
同じ地点・同じ定義で繰り返し計測でき、前後の比較が成立する
個人情報の説明が庁内・住民に通らない
個人を特定しない設計を、原則と検証手順の形で説明できる
導入までの流れ
大掛かりな設備投資も、年度をまたぐ調達も要りません。
測りたい場所と、答えを出したい問いを伺います。「この交差点の、この1時間」でかまいません。
撮影要件をお渡しします。すでに撮影済みの映像がある場合は、新たな撮影は不要です。
特別な設備は要りません。ノートPC1台が、映像1時間ぶんを約2時間で処理します。
方向別・時間帯別の通過数をダッシュボードで確認できます。集計ラインを引き直し、その場で数え直せます。
すでにお手元に映像があるなら、撮影から始める必要はありません。
オンライン30分のご相談から。撮影済みの映像があれば、そのままお試しいただけます。
プラットフォーム
Tobariは「安いカメラ」でも「ダッシュボード」でもありません。断絶した都市データを共通の構造で繋ぎ、意思決定を前に進める——人口減少時代の都市にとっての、標準データ基盤を目指します。
現在、政令指定都市でPoC実施中。
個人を特定しません。記録するのは通行量だけです
常設の防犯カメラでも、三脚に立てた1台でも計測できます。「この交差点の、この1時間」だけを測ることもでき、仮説の検証に大掛かりな設備投資は要りません
警察・交通・商業・自治体に散在するデータを、共通の構造で統合します。縦割りの壁を越えた意思決定を可能にします
計測して終わりにしません。「誰が、いつ、どのデータを見て、何を判断したか」を履歴として残し、前提が更新されたときに過去の判断を見直せる状態を作ります。それが5年後・10年後の比較を可能にします。決めるのは自治体であり、Tobariは決めません
数値は生の計測値と検証済みの確定値を分けて持ち、確定値は人力カウントとの突き合わせと1件ずつの監査で裏取りします。撮影条件が悪く信頼できない計測は、0件ではなく「判定不能」と表示します。精度は主張ではなく、検証の手順で示します
プライバシー設計
スマートフォンの位置情報にもとづくデータは、端末IDを介して複数の場所・複数の日にまたがって同じ人を結びつけられます。Tobariの計測番号は、1本の映像の中でしか意味を持ちません。
01
映像から検出するのは「人がいる」ことと、その動きだけです。顔・服装・個人IDは一切記録しません。
02
顔認証や、年齢・性別などの属性推定は行いません。検出は「人」「車」といった一般的な物体の検出に限られます。
03
計測のために、映像内の各人物には一時的な計測番号が割り当てられます。この番号は映像ごとに独立しており、別の映像・別の日の同一人物とは一切結びつきません。誰が、いつ、どこにいたかは復元できません。
プラットフォームの先に
Tobariが整えるデータ基盤の上には、行政の実務を支えるツールが生まれていきます。その第一歩として、京都を起点としたプロジェクトが進行中です。
PoC実証中
通行量の計測・解析ダッシュボード
既存カメラの映像から通行量を計測し、仮想ラインの引き直し・時間帯別の分析・録画データの再集計までを一つの画面で行えます。自治体職員が、会議のその場で「もう一度数え直す」ための解析ツールです。
ソリューション

仮想ラインを通過する人・車・自転車を方向別に計測します。ラインは1本の映像に何本でも引け、通過の瞬間・向き・種別が時刻つきで記録されます。数字は生の計測値と検証済みの確定値を分けて提示します
AIによる映像解析は一度だけ——結果は軌跡データとして保存され、以後のライン変更・再集計は再解析なしで数秒で返ります。都市計画審議会で追加の質問が出ても、その場で録画データから集計し直せます。解析自体も特別な設備は不要で、ノートPC1台が映像1時間ぶんを約2時間で処理します
通過台数に加え、路上駐停車の台数と停車時間を計測します。「一時停車」と「駐車」を停車時間の分布から区別し、乗降場の区画ごとの占有時間も算出します。夜間の駅前エリアの実映像で実測済みです
時間帯別の通過量を方向別に積み上げ、ピークの時間帯と規模を特定します。警備・誘導の配置やイベント時の動線検討に、体感ではなく計測値の根拠を与えます
街灯下の夜間映像で実測し、人力カウントとの突き合わせ検証まで実施済みです。雨天・逆光などの悪条件下の検証は進行中です
国土交通省の3D都市モデル(PLATEAU)上に、計測した通行量データを重畳する機能を開発中です
ユースケース
自治体・都市計画
自治体の7割が通行量データを活用できていません。最大の障壁は「費用が高い」ことです。Tobariは常設カメラの設置を前提にしません——三脚に立てたカメラ1台、1時間の録画からでも「この施策で通行は変わったか」を検証できます。GPSデータでは届かない路地レベルの精度で、5年遅れの統計ではなく、データで都市を設計します。
公共安全・イベント管理
明石花火大会[5]、梨泰院[6]——目視と経験則に頼る安全管理を、密度の数値監視に置き換えます。危険な密集が起きる前に動くための判断基盤です。
交通インフラ
改札データだけでは構内の動線は見えません。既存カメラと改札データを重ねて「どの出口が何時に混むか」を捉え、運行計画とルート設計の土台にします。
商業施設・不動産
どの通路が混み、どの店舗前に人が集まっているかを把握できます。新しいカメラは不要です。すでにあるカメラのまま、売場レイアウトの検討材料にできます。
比較
| 人力カウント | 携帯位置情報 | Tobari | |
|---|---|---|---|
| 計測の粒度 | 調査した地点・日のみ | メッシュ単位。路地には届かない | 映像1本の中に、ラインを何本でも |
| 後からの問い直し | できない(再調査が必要) | 集計の軸は提供側の定義に依存する | 再解析なしで、数秒で再集計 |
| 個人特定のリスク | なし | 端末IDで、日をまたいで同一人物が結びつく | 計測番号は1本の映像の中でしか意味を持たない |
| 始めるときのコスト | 人件費 × 箇所数 | データの購入費 | 三脚のカメラ1台・1時間の録画から |
| 数字の検証可能性 | 手元の記録のみ | 提供側の推計を検証できない | 人力カウントとの突き合わせと、1件ずつの監査 |
Tobariが集めているのは、日本の都市でしか作れないデータです。路地の歩行パターン、夜の駅前、祭りの密集、逆光と雨——汎用の学習データからは作れません。計測が積み上がるほど、推定の精度は上がっていきます。
実績と、現場の声
「いくつかの人の数や車の数を調査するのに、調査員が全ての箇所にたって、ヒトのかちかちによりカウントするということを、いまだにしてまして。」
「出てきた数字が、どの人をカウントしたのか、を人の目でも最終確認したいというニーズもある。」
現場の課題からそのまま設計しています。
街灯下の実映像で、車両の通過と路上駐停車を計測しました。
確定値は人による計数との照合と、1件ずつの監査で裏を取ります。
雨天・逆光での検証は進行中です。終わっていないことは、そう書きます。
はじめ方
最初から全域に展開する必要はありません。対象の地点数と期間にあわせて個別にお見積りします。
まず1地点・1時間から
仮説が正しいかだけを確かめます。すでに撮影済みの映像があれば、撮影も不要です。
整備の前後を、同じ定義で
複数地点、季節をまたぐ比較まで。繰り返し計測することで、施策の効果を数字にします。
計測を、意思決定の履歴に
交通・気象・イベント・オープンデータと統合し、5年後・10年後の比較に耐える形で蓄積します。
よくあるご質問
顔認証や、年齢・性別などの属性推定は行いません。映像から検出するのは「人がいること」と、その動きだけです。計測のために割り当てる番号は1本の映像の中でしか意味を持たず、別の日・別の映像の同じ人物とは結びつきません。誰が、いつ、どこにいたかは復元できない設計です。
必要ありません。常設の防犯カメラでも、三脚に立てた1台でも計測できます。すでにお手元に撮影済みの映像がある場合は、それをそのまま解析できます。常設工事を前提にしていないため、「この交差点の、この1時間」だけを測ることもできます。
一律の精度を数字で主張することはしていません。撮影条件によって結果が変わるためです。代わりに手順で示します——数値は生の計測値と検証済みの確定値を分けて保持し、確定値は人による計数との突き合わせと1件ずつの監査で裏を取ります。撮影条件が悪く信頼できない計測は、0件ではなく「判定不能」と表示します。
映像はローカルで処理し、クラウドへ送るのは計測結果のデータです。数字の再現性を確認したい場合に備えて、顔が判別できない低解像度の映像を保存する選択肢もご用意しています。車両のナンバーはマスキング処理を行います。運用の形は、貴庁の規程に合わせて設計します。
夜間は、街灯下の実映像で計測し、人力カウントとの突き合わせ検証まで実施済みです。雨天・逆光などの悪条件下での検証は進行中です。現時点で検証が終わっていない条件については、そのようにお伝えします。
解析に特別な設備は要らず、ノートPC1台で映像1時間ぶんを約2時間で処理します。撮影から結果のご確認まで、1地点のスポット計測であれば短期間で完了します。一度解析した映像は軌跡として保存されるため、以後の集計ラインの変更や再集計は、再解析なしで数秒で返ります。
1地点・1時間の小さな検証から始められるため、単年度の予算に収まる規模で効果を確かめてから、次の判断に進めます。仕様書の作成に必要な技術資料の提供や、NDAの締結にも対応します。まずはオンライン30分のご相談からお声がけください。
ご用意します。プライバシー設計の考え方、撮影要件、計測の定義と検証手順をまとめた資料をお渡しできます。導入が止まるのは技術ではなく説明のところだと考えているため、説明責任を果たすための材料を最初からセットにしています。
オンライン30分のご相談から。まず1地点・1時間の計測でお試しいただけます。ご所属の組織メールアドレスでご連絡いただけますとスムーズです。