都市データ活用

人流データ・EBPM・ウォーカブルシティなど、自治体の意思決定に役立つ実践的なナレッジ

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実証が終わった後の話 — PoCを本運用につなぐ引き継ぎ設計

「実証は成功した。次はどうすれば」——PoC疲れの正体は技術の失敗ではなく引き継ぎの設計不在です。定義・データ・検証記録・判断記録の「再現一式」を納品物にすることで、意図せざるベンダーロックインを防ぎ、実証を資産にする方法。

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観光客と生活者を、カメラはどう見分けるか — できる範囲と、できない範囲

「観光客と地元の人を分けて数えられますか」——ある程度の推定はできますが、それは個人の識別とは別物です。スーツケース比率などの代理指標でできること、「観光客数」が直接には存在しない理由、プライバシーと両立する設計の線引きを説明します。

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「滞在」はどう測るか、なぜ通過より難しいか

ウォーカブル政策の本命指標「滞在時間」は、追跡の分断によって実際より短く・人数は多く出る構造的な歪みを持ちます。下限として読む・分布で読む・処理の有無を確認する——ベンチや日陰の効果検証を堅くする読み方と発注時の確認点。

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スマホ1台から始める通行量観測 — 発注する前に、一度自分で測ってみる

通行量計測を発注する前に、スマートフォンで15分だけ自分で測ってみてください。正確さが目的ではありません。「数える」より「何を数えるか決める」ほうが難しいという体感が、提案書と報告書の読み方を変えます。手順・撮影ルール・プライバシー配慮まで。

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その1ピクセルは何メートルか — 映像計測の「換算の根拠」を確認する

速度・密度・区画の実寸——メートルの付く数字はすべて、ピクセルをメートルに換算する工程の上に載っています。換算の出典・検算・暫定/確定の区別という3つの確認点と、発注者が図面提供で品質を上げられるという話。

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一度の調査では答えられない問い — 単発調査と継続計測の使い分け

「5分以上の駐車が何台あるか」は短い撮影からは原理的に検出できず、「施策の効果」は施策前の計測がなければ測れません。問いを「単発で可・連続観測が必要・繰り返しが必要」に分類してから調査を設計する、という順番の話です。

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AIは何を見間違えるか — 通行量計測の「誤検出の型」と直し方

AIの間違いはランダムではなく、型があります。持ち物との混同・静止者の揺れの水増し・追跡の取り違え——3つの型それぞれの直し方と、「直した量」まで報告させる検収の観点を紹介します。

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「映像をきれいにしてから数える」は逆効果だった — 前処理の落とし穴

揺れた映像は、先に安定化してから解析すれば精度が上がるはず——そう考えて実験したら、逆に検出が壊れました。人の目に良い処理と機械の計測に良い処理は別物。計測は元映像・表示だけ安定化という使い分けと、前処理を検証するチェックリストを紹介します。

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大きな実験の前に、試し撮りを1本 — 実証の段階設計

長時間の連続計測をやる前に、私たちは必ず固定カメラの試し撮り1本を挟みます。その1本で映像の安定性・対象の見え方・距離の基準という3つの前提を同時に検証できるからです。「実証したが何も残らなかった」を避けるための段階設計とチェックリスト。

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「停車時間」には3つの定義がある — 同じ言葉から違う数字が出る問題

同じ車両の駐車を測ったのに、定義によって約100秒・約80秒・約60秒と3つの数字が出ました。どれも嘘ではありません。行政の問いに対応する定義を選び、他を下限として併記する決め方と、調査仕様書で定義を固定するためのチェックリストを紹介します。

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数十本撮って、使えたのはごく一部だった — 撮影の「決まり」がなかったという話

実証の初期、現地で撮影した数十本の動画のほとんどが解析に使えませんでした。原因は機材でも技術でもなく、撮影の決まりを定めていなかったこと。失敗の内訳と、そこから固定した撮影プロトコル、自分たちで簡易調査を始めたい自治体向けのチェックリストを公開します。

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駅のカメラはなぜ批判されたのか — 前例2件の一次調査と、顔を扱わない設計

カメラによる通行量計測で住民・議会がまず心配するのはプライバシーです。過去に中止・縮小に追い込まれた2つの事例を一次資料まで遡って調べると、原因は技術の精度ではありませんでした。「顔を扱わない・映像を残さない・告知する」という設計の考え方を紹介します。

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